このページではいわゆる「宅通」の実情を紹介するとともに、その是非についてお伝えします。
これから宅通を始める人や、悩んでいる人の助けになればと思います。
宅通とは
宅通の意味
「宅通」とは、自宅通学の略称であり、学生の多くが大学近辺に住んでいる筑波大学ではマイノリティとなります。
宅通の手段
自宅から通う際の手段としては主に電車か自動車が候補となるでしょう。
各移動手段の詳細は つくばの交通手段 をご参照ください。
電車(≒TX)
電車で通う際にはつくばエクスプレスを避けては通れません。運賃が高いことからよっぽど近い場合を除き定期代が月2万円ほどかかってしまう場合もあり、宿舎の家賃と同等になってしまうことがあります。
しかし電車の中でオンデマンド授業を受けたりレポートを書いたりするなど、通学時間はうまく使えば無駄になるということはないでしょう。
自動車
免許を持っていれば実用的な候補となるのが、自動車です。移動中の時間を有意義に過ごすことが少し難しくなること、自宅に停める場所がない場合借りなければいけないことを許容できれば、終電の心配をする必要がなくなり大学生として遊びも重視したい場合にとても魅力的な手段となるでしょう。
支援室で許可証を申請し、認められることで大学の駐車場を利用できるようになります(有料)。筑波大学交通安全会のページにおいて駐車証申請のフローが説明されていますので、興味がある場合はチェックしてみてください。
駅からの交通手段
電車で通うためにはつくば駅からの交通手段も用意しなければなりません。
バス
筑波大学筑波キャンパスは南北5kmの縦に細長い形状をしており、用のある建物はつくば駅から距離がある場合が多いです。キャンパス内の移動に便利なものとして、構内には「筑波大学循環」という名称の一般路線バスが運行されています。路線バスであるため、現金または交通系ICで乗車することが出来ます。
また、筑波大学構成員限定で購入が可能な、 年間で19000円の定期券(キャンパス交通システム) が発売されており、書籍部において入学後に購入することが出来ます。この定期券はいつ購入したかに関わらず、4月1日~3月31日といった有効期間ですので、早めに購入することをおすすめします。
この定期券は休日等においても利用可能です。例えば大学周辺に居住する場合、つくば駅周辺において買い物やイベントなどを楽しむ際に活用することが可能です。定期券に関して、詳細は大学公式サイトをご覧ください。
しかしながら1限の前など人が集中する時間には必ずといっていいほど遅延するため、余裕を持って出発するか、自転車を利用することをお勧めします。ただ、夏の暑い時期・冬の寒い時期や、雨の日に自転車を漕がなくてもよいというのは大きなメリットでしょう。
自転車
筑波大学において、自転車は「人権」という話は有名ですが、それは宅通の場合も変わりません。
- 駅~大学間の移動手段
- 友人と遊びに行く際
- バスが遅れる朝イチの時間
など、自転車が役立つケースは尽きません。
電車で通学する際には自転車の置き場に困ることでしょうが、学内の駐輪場かつくば駅周辺の月極駐輪場が候補となります。
前者は無料ですが駅まで少し距離があり、後者は駅から出てすぐですが6ヶ月で数千円程度かかります。
学内にポートが設置されているレンタサイクルとして「つくチャリ」があります。積極的に自転車を利用しない場合は検討してみてもよいかもしれません。
また、空気入れに困った場合は平砂浴場の前か、1A棟2Fの課外活動支援係の部屋の前などに無料開放されているものがあ(2026/3/17時点。最近撤去されたものがあるので、なくなる可能性有り)ので是非知っておいていただきたいです。
宅通のメリット・デメリット
メリット
金銭的余裕
これが最も多い理由であると考えられます。国立大学に通い一人暮らしをするとなると、学費と一人暮らし費用を合わせて私立大学の学費単体とあまり変わらなくなってしまうこともあります。金銭的余裕がない場合や他のことにお金を使いたい場合など、節約の一助として有効です。
生活の安定(個人差あり)
宅通をすると親の補助が受けられたり、終電で帰らなければいけない(普通は。帰らない人も何故かいる)ため、規則正しい生活をするハードルが低いでしょう。ただ、一人暮らしでもできている人はいますし、宅通でも崩れている人はいます。
部屋の広さや近所迷惑
人によってはこれが一番大きな理由となるかもしれません。
部屋に色々物をおいたり、楽器を演奏したりスピーカーで音楽を聞いたりしたい人には、一人暮らしの部屋(特に宿舎)は広くはなく、また隣人を気にかけなければならないことも少なくないみたいです。
デメリット
睡眠時間
最大にして致命的なデメリットです。サークルに顔を出しつつ、次の日に1限がある場合などは十分な睡眠時間を確保することが難しくなりがちです。しっかり寝たい人にとってはかなりの痛手となるでしょう。
交友関係の幅
課外活動に割ける時間に関しては、一人暮らしの方が有利といえます。サークルが終わったあとにご飯を一緒に食べに行ったり、夜通し遊んだりなど、これも大学生活の重要な側面でしょう。